こんにちは!
小型犬のお洋服(ペットウェア)専門店のDAISY TRUNK TOKYOです。
暑い夏の日、愛犬の姿を見ていると「水遊びさせてあげたいな」と思うことはありませんか?
犬の中には、喜んで水に飛び込む姿を見せる子もいれば、水を怖がる子もいます。犬種によって、生まれつき泳ぎが得意だったり、水が苦手だったりするケースもあるでしょう。
しかし、多くの犬は水遊びを楽しみます。それはなぜなのでしょうか?犬が水遊びを喜ぶ理由やメリット、水遊びが苦手な犬の特徴について解説していきます。
犬が水遊びを喜ぶ理由とは?
犬にとっての水遊びのメリット
犬にとっての水遊びには、以下のような様々なメリットがあります。
メリット | 詳細 |
---|---|
体温調節 | 犬は人間のように全身から汗をかくことができません。そのため、体温調節が苦手で、特に夏場は熱中症のリスクが高まります。水遊びは、体を冷やし、体温上昇を防ぐ効果的な方法です。 |
ストレス発散 | 水中で自由に動き回ることは、犬にとって良い運動になるだけでなく、ストレス発散にも繋がります。 |
運動不足解消 | 水の中は、陸上よりも抵抗が大きいため、少ない運動量でも高い運動効果を得られます。普段の散歩だけでは十分な運動量を確保できない場合や、高齢犬の運動にも最適です。 |
飼い主との絆を深める | 愛犬と水遊びを楽しむことは、飼い主とのコミュニケーションの機会となり、絆を深めることに繋がります。 |
水遊びが苦手な犬もいる?
犬種によっては、水に恐怖心を抱きやすく、水遊びを苦手とする場合があります。以下のような犬種は、水遊びに注意が必要です。
- 短頭犬種(フレンチブルドッグ、パグ、シーズーなど):鼻が短いため、呼吸がしづらく、水中でパニックになってしまうことがあります。
- 足が短い犬種(ダックスフンド、コーギーなど):胴が長く足が短いため、泳ぎにくく、水中でバランスを崩しやすいため注意が必要です。
- 被毛が長い犬種(マルチーズ、ヨークシャーテリアなど):被毛が水を吸うと体が重くなり、泳ぎにくくなってしまいます。また、体が冷えやすいので、水温や水遊びの時間には注意が必要です。
これらの犬種であっても、子犬の頃から水に慣れさせておくことで、水遊びを楽しめるようになる可能性があります。愛犬の様子をよく観察し、無理のない範囲で水遊びをさせてあげましょう。
犬用プールを選ぶ上でのポイント
愛犬に安全かつ快適に水遊びを楽しんでもらうためには、犬用プールの選び方が重要です。犬用プールを選ぶ上では、以下のポイントを踏まえるようにしましょう。
愛犬との水遊びの安全対策チェックリスト
安全に水遊びを楽しむために、以下のチェックリストを確認しましょう。
項目 | チェックポイント |
---|---|
プールの設置場所 | 平坦で安定した場所を選んでいるか 周囲に危険物がないか 日陰があるか(直射日光を避けるため) |
水温 | 水温は適切か(冷たすぎないか) こまめに水温をチェックしているか |
水深 | 愛犬の体高に合った深さか 足がつく深さか |
監視体制 | 水遊び中は愛犬から目を離さないようにしているか 異変があればすぐに気付けるようにしているか |
水遊び後のケア | 水気をしっかり拭いているか シャンプーが必要であれば行っているか 体調に変化がないか観察しているか |
犬用プールを選ぶ上でのポイント
犬用プールを選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。
- サイズ:愛犬が快適に水遊びできる大きさを選びましょう。小さすぎると窮屈に感じ、大きすぎると水深が深くなりすぎる可能性があります。
- 素材:耐久性があり、愛犬の爪などで破れにくい素材を選びましょう。PVC素材やナイロン素材などが一般的です。
- 排水:排水口の有無や位置を確認し、排水しやすいものを選びましょう。排水口があると、水換えや片付けが楽になります。
- 滑り止め:プール底面に滑り止め加工が施されていると、愛犬が安心して水遊びを楽しめます。
- 収納:使わないときはコンパクトに収納できるものが便利です。折りたたみ式や、収納袋が付属しているものを選びましょう。
浅いプールと深いプールの違い
犬用プールには、大きく分けて「浅いプール」と「深いプール」の2種類があります。それぞれの特徴を理解し、愛犬に合ったタイプのプールを選びましょう。
種類 | 特徴 | メリット | デメリット | こんな犬におすすめ |
---|---|---|---|---|
浅いプール | 水深が浅く、足がつく深さのものが多い | 水深が浅いため、水に慣れていない犬や小型犬でも安心して遊べる 価格が比較的安い | 大型犬には物足りないと感じる場合もある 水深が浅いため、水温が上がりやすく、こまめな水換えが必要になる場合がある | 水に慣れていない犬 小型犬 高齢犬 |
深いプール | 水深が深く、犬が泳げる程度の深さのものもある | 大型犬や泳ぎが得意な犬も思いっきり水遊びを楽しめる 水深が深いため、水温が比較的安定している | 水に慣れていない犬や小型犬には危険な場合がある 価格が比較的高い | 水に慣れている犬 大型犬 泳ぎが得意な犬 |
組み立てのしやすさやメンテナンスのしやすさ
犬用プールを選ぶ際には、組み立てやメンテナンスのしやすさも重要なポイントです。特に、頻繁に使用する場合は、簡単に組み立てたり、片付けたりできるものが便利です。
組み立て式の場合は、説明書をよく読み、正しく組み立てましょう。また、使用後は水で洗い流し、しっかりと乾燥させてから保管することで、長く清潔に使用することができます。プールによっては、専用のカバーや収納袋が販売されている場合もあります。
おすすめの犬用プール
おすすめの犬用プールをいくつかご紹介します。それぞれの特徴を参考に、愛犬に合ったプールを選んでみてください。また、水遊びの途中で休憩するときにぴったりなマットもご紹介いたします。
犬用プールで水遊びをする際に注意すべきこと
愛犬に安全に水遊びを楽しんでもらうためには、いくつかの注意点があります。事前にしっかりと確認しておきましょう。
犬用プールを選ぶ上での注意点
プールによっては、素材や塗料に有害な物質が含まれている場合があります。購入前に、必ず品質表示を確認し、愛犬に安全なものかどうかを確認しましょう。特に、子犬やアレルギー体質の犬の場合は、注意が必要です。
犬の水遊びで重要な水温管理
犬は人間よりも体温が高いため、水温が低すぎると体調を崩してしまう可能性があります。水温は、愛犬の足先で確認し、冷たすぎないかを確認しましょう。目安としては、25~30℃程度が適温です。また、水温はこまめにチェックし、水温が上がりすぎないように注意しましょう。特に、日差しが強い日や気温が高い日は、水温が急上昇することがあるので注意が必要です。
犬の水遊びの安全対策
犬が水遊びをする際には、必ず飼い主が監視し、事故やトラブルを防ぎましょう。
- 水深:愛犬の体高に合った水深のプールを選び、足がつくことを確認しましょう。特に、水深が深いプールで遊ぶ場合は、必ずライフジャケットを着用させましょう。
- 水量:プールに水を入れる量にも注意しましょう。愛犬が溺れてしまう危険性があるので、水深は愛犬の体高の半分程度を目安に調整しましょう。
- 飛び込み:犬は興奮すると、勢いよくプールに飛び込んでしまうことがあります。骨折や怪我に繋がる可能性があるので、飛び込みは禁止にしましょう。
- 監視:水遊び中は、絶対に愛犬から目を離さないようにしましょう。万が一、愛犬が溺れてしまった場合は、すぐに水から引き上げ、安全な場所へ移動させましょう。
水遊び後のケアも忘れずに
水遊び後は、愛犬の体をしっかりと拭いてあげましょう。特に、耳の中に水が入ったままになっていると、外耳炎の原因となる可能性があります。また、水遊びで疲れていることが多いため、ゆっくり休ませてあげましょう。
愛犬の犬種に合った水遊びを選ぼう
犬種によって、泳ぎが得意な犬種や苦手な犬種がいます。愛犬の犬種に合った水遊びを選んであげましょう。例えば、泳ぎが苦手な犬種には、水深の浅いプールで遊ばせてあげたり、水に浮くおもちゃを使ってあげたりすると良いでしょう。
初めての水遊びに慣れさせる方法
愛犬が初めての水遊びに挑戦する際には、無理せず、徐々に水に慣れさせていくことが大切です。焦らず、愛犬のペースに合わせてあげましょう。
徐々に水に慣れさせるステップ
- まずは、水のない状態のプールに慣れさせましょう。おやつやおもちゃを使って、プールを楽しい場所だと認識させてあげることが重要です。
- 愛犬がプールに慣れてきたら、少量の水を張って遊ばせてみましょう。水深は、足がつく程度で十分です。
- 愛犬が水に慣れてきたら、徐々に水深を深くしていきましょう。ただし、愛犬の様子をよく観察し、怖がっている様子があれば、無理せず水深を浅くしてあげましょう。
恐怖心を取り除くためのトレーニング
水に対して恐怖心を持っている場合は、無理に水に近づけることは逆効果です。まずは、バケツなどに入れた水に触れさせたり、水で濡らしたタオルで体を拭いたりするなどして、水に慣れていくように促しましょう。
遊びを通じた水慣れの方法
水に浮くおもちゃを使ったり、飼い主が一緒に入って遊んだりするのも効果的です。愛犬が水遊びを楽しいものだと感じられるように、工夫してあげましょう。
犬用プールに関するよくある質問
最後に、犬用プールに関するよくある質問に答えます。
Q. 犬用プールはいつから使える?
A. 犬用プールは、気温が暖かくなってきてから使用しましょう。目安としては、20℃を超えてきたら使用可能です。ただし、子犬や老犬、持病のある犬の場合は、獣医師に相談してから使用しましょう。
Q. 犬用プールの水はどのくらいの頻度で変えるべき?
A. 犬用プールの水は、衛生面を考慮して、1日に1回は交換するようにしましょう。特に、暑い日や、複数犬で使用する場合には、こまめな交換が必要です。
Q. 犬用プールはどこで購入できる?
A. 犬用プールは、ペットショップやホームセンター、インターネット通販などで購入できます。サイズや素材、価格なども様々なので、愛犬に合ったものを選びましょう。
まとめ|愛犬と安全に水遊びを楽しもう!
この記事では、犬用プールでの水遊びについて、選び方や注意点、水慣れの方法などを解説しました。今回の内容を参考にしていただき、安全に配慮しながら、愛犬と水遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか?